1月7日(日)中山・3歳未勝利(ダ1200m)に松岡騎手で出走。馬体重は8キロ増の482キロ。パドックでは、中央からやや外目をリズム良く歩けている。毛艶が良く馬体にも張りがあり太め感もなく、少し間隔が開いたものの力は出せそうな状態。ジョッキーが跨がると、ぐっと首を下げ気合いを見せて馬場へ向かった。馬場へ出ると、速歩で進み折り返してスムーズに駆けていった。レースでは、スタートでやや出遅れるもグイグイと押していき、4番手の位置まで進出。その後はスムーズに折り合い、3コーナー過ぎから少しずつギアを上げ外目から交わしにかかる。直線へ向き、先団を交わし前を走る馬を捉えにかかり一騎討ちの状態に。叩き合いを制しクビ差交わしきり見事優勝。勝ちタイムは1分12秒6。レース後、中舘調教師は「力のある馬だということは分かっていましたので、芝の1600m1800mを使ってきました。ようやくここで勝つことができほっとしています。今後については、この条件で良いタイムで勝てましたが、あまり短いところや間隔を詰めて使っていくとテンションが上がり過ぎてしまう面があります。馬の状態次第ではありますが、一度放牧に出すか、東京2週目の1400mに出走するかを検討していきます」とのこと。松岡騎手は「ゲート入りを少し嫌がる面があったので、2日前に練習をし、しっかり入るようになりました。今回は少し出遅れましたが、ゲート入りに関しては練習の効果があったと思います。ダートの1200mで結果が出ましたが、芝にも適正はあると思いますし、距離はマイルでも問題ないと思います。小回りも上手く捌けていましたし、右回りも左回りもどちらでも対応出きるので、今後も楽しみだと思います。少しテンションが上がりすぎる面があるので、そこは上手くガス抜きをしながら乗っていければと思います。今日はありがとうございました」とのこと。
(1月7日)
1/8 高柳瑞厩舎
8日の中山競馬では普通にゲートを出て中団を追走する。向こう正面で外から捲って行き早めに先頭に並びかけ、直線では後続の追撃を振り切って優勝。「肝心のゲートはまわりと比べて速い訳ではないものの、この馬自身としてはしっかりと出てくれましたね。道中はペースや他馬の状況を見ながら進めましたが、直感的にここだと言うタイミングで勝負にいきました。ちょっと早いくらいではありましたが、終いまで集中してしっかりと走ってくれましたね。もう一度同じ競馬をしろと言われても正直、自信がないくらいですが(苦笑)、ようやくこの馬の力を発揮できました。今日は返し馬で特に右トモの入りが良くて状態の良さを感じていたので、その通りに結果を出せて良かったです。ありがとうございました」(三浦騎手)「馬体の横見は前走とそう変わりませんでしたが、触ると肋骨の感触がしっかりとありましたし、狙い通りに絞って送り出せました。その馬体や中間の調教の感触が良かっただけでなく、返し馬で弾むようないいフットワークをしていたので、いい状態で競馬へ臨めたと思います。それでもそれがアテにならないタイプの馬でもあるのでどうかと見ていたのですが、ゲートはこの馬としては十分なくらい出てくれましたね。リズムを整えやすいように距離を延ばしていたこともありますが、上手く流れに乗れていたようですし、まわりの状況を見ながら自分で勝負に出て勝ち切るのですから、馬とジョッキーを誉めてあげたいですね。次に関しては大井に牝馬の地方交流競走があり、選択肢のひとつとして登録させていただきましたが、ちょうど勝ったことで抽選に引っ掛かり選出されています。まだレースを終えたばかりなので断言はできませんが、状態をしっかりと見てからそこへ向かうのか、または少し間を空けるなどしてまた違う番組を視野に入れるのかなど、いろいろ考えていきたいです。今日はご声援をいただきありがとうございました」(高柳瑞師)ゲートで難しさを見せて成績が安定しませんでしたが、今日はしっかりと出てレース序盤から競馬に参加できました。結果的には道中早めに動いたジョッキーの好判断が光りましたが、最後まで集中して走った馬の頑張りにも頭がさがる思いです。約一年振りの勝利に気持ちは昂りますが、走りに波が出やすいタイプでもあるので、しっかりと気を引き締めて次走へ向かっていきたいところです。なお、選択肢のひとつとして24日の大井競馬(TCK女王盃・牝馬限定戦・ダ1800m)に登録し、選出されました。最終的にはレース後の状態次第でどうするか判断していきます
Author:たけのまる
競馬好きな40代のサラリーマンです!!
キャロットクラブ、シルクホースクラブ、グリーンファーム愛馬会、ノルマンディーオーナーズクラブで一口馬主をやっています